今日はちびつどの日


今日は23年度はじめてのちびっこ森のつどいでした。
今回は阿智村伍和・備中原と上郷にあるハナノキを見に行きます。
ハナノキはカエデ科の仲間で雌木・雄木があり、湿地に生える木です。
3月初めに咲く花、その後にできる翅果(しか:翼の付いた果実)も赤いのが特徴です。絶滅危惧種に指定され、その貴重な姿を阿智村で見る事ができます。

いつもは遊楽館集合ですが、今日は阿智村役場が集合場所です。
初めの会ではたつろうとてんてんが手遊びをして参加者の心をなごませてくれました。

いざ、バスに乗り込んで植生地備中原へ移動します。

↓「はなのき友の会」会長の北沢あさ子さんを講師に迎え、お話を聞きました。

↓赤く見えるのが翅果をつけた雌木です。緑の中で赤色が鮮やかです。

↓民家の横を通り、大木のふもとまで行きました。

↓歩いて今度は上郷へ移動します。

天気がよくて暑いくらいだったのに急にパラパラと雨が降ってきてびっくり。

↓ここでお待ちかねのお昼ご飯♪また晴れて暑くなりました。

↓この場所ではハナノキの下に群生しているミカワバイケイソウユリ科絶滅危惧種)も見ました。


↓翅果のアップです。梅雨の前に種を飛ばします。

他にもたくさんの植物を観察することができました。
ハナノキは数千万年前に出現し、地球の歴史を知るうえで注目されているとのことです。その太古の昔の生き残りが阿智村周辺で見る事ができるのです。
今回をきっかけにして植物に興味・関心を持ち、なおかつ、ハナノキが残るこの豊かな自然を大事にしたいという気持ちが育ってくれたらうれしいです。

お弁当を食べてからは、研修に来たお兄さん、お姉さんと一緒に輪になってゲーム大会をしました!

園生もちびっこたちと一緒にはじけちゃいます♪

ゲーム大会は盛り上がり、ちびつどが終わりました。
いつもは小学生として面倒を見てもらう子どもたちが今日はがんばってちびっこの手をつないであげたり声をかけたりと、とてもいいいお兄さんお姉さんでした。