山村留学キャンプ七日目(最終日)


 今日が最終日。
 朝から洗濯物かたづけ、部屋の荷物整理をすすめます。
 個人物品のまとめがおわったら、次は利用した部屋の清掃。
 そして公共スペースの掃除に入ります。男子、女子ともトイレをきれいに拭き掃除し、外に出てからは施設まわりの草むしりをして、キャンプでつかった施設への恩返し活動をしてもらいました。

 午後は浪合の子どもたちと最後のスポーツ交流ということで、初日と同じ浪合学校体育館へ行き、ポートボールを楽しみました。ゲーム終了後、互いに握手した姿がよかったです。

 終わりの会は14時40分から。キャンプリーダーがひとことずつ挨拶をくださいました。最後の最後に、もう一度、スタンドバイミーを大きな声でみなで歌いました。

 お別れの場面で、涙ぐんでいた子もいました。笑顔で抱き合っていた子もいました。1週間という短い山村留学でしたが、たしかに、私たちが大切にしている浪合通年合宿(山村留学)の息吹を感じる、そんな山村留学キャンプにすることができました。

 子どもたち、ご苦労様。よくがんばったね。口うるさく注意したこともあったけど、その意味と大切さは、よくわかってくれたと思う。
 自分がよければいい、という考え方で勉強を重ねても、自然や仲間と調和をして状況を良くしてゆく(貢献してゆく)ことはできない。
 まわりを見よう、何ができる? 次どうしたらいいか答えはきみたちの中にある、その質問はまわりをみれば聞かなくてもいいはずだよね、自分がよければ、じゃない、みんながいい、をめざそう・・・などなど。

 山村留学は、キャンプは学びの宝箱。またぜひ、浪合に来てください。君たちが来ることを待っています。
 
キャンプ担当 くずてつ(吉田哲也)