ほんやり様


 今日は地域の行事のほんやり様(いわゆる“どんど焼”)に全員で参加しました。
朝8時に集まり、まずはほんやり様を組み立てるための材料集めをしました。
枝打ちした杉などの枝を村内から集めてきます。
続いて組み立てです。3本に組んだ丸太を骨組みにして、枝や葉っぱを積み上げていきます。お昼前には高さ4mほどのきれいな円錐に組みあがりました。
 お昼は集会所でカレーライスを食べました。
午後は“傘まわり”というものを行います。子どもたちは飾りのついた傘を持って、各家々をまわっていきます。この傘の下に入れてもらうと、病気などにかからなくなるそうです。
 日没後はいよいよ点火です。年男の5年生3人(うち1人はあっくん)が点火の役目を担いました。
 今年は木が燃えにくかったのですが、1時間ほどしてようやく全体に火が行き渡るようになりました。近くにいると、ひりひりするほどの熱さです。


 書初めの紙を中に放りこんだり(高くあがると字が上手くなるらしいです)、厄年の方が落としてまわる厄(小銭)をみんなでひろい集めたり、豚汁を食べたり、おにぎりを食べたりしているうちに、火が安定してきます。
 安定してきたら、おき火でお餅を焼きます。この餅は食べると病気しなくなるというお餅でです。
 以上のことを終えて、センターへ戻ります。
 
 こういった伝統行事が残っているのも、地域の方が大事に守ってきているからなのだなと感じます。

ふと見上げた今日の空は、満天の星空でした。

ちゃづけ