第16期園生代表挨拶
※写真は学校卒業式の様子で、本文と関係はありません。
雪がだいぶとけ、春に変わろうとしています。
私はセンターに三年間いました。
この三年間いろいろなことを学んできました。一年、一年、自分が思う事や感じることが違いました。
その中でも、今年は小学生の中で最高学年としてセンター生活を送ってきました。
センターに来て三年、私が成長したことを二つ発表したいと思います。
一つ目は、相手の気持ちを考えることです。
私は、兄弟がいませんでした。ですから一つの物をみんなで分けることや、あるものを順番に使うことができず、何でも一番がいいという考え方でした。それがセンターに来て相手の気持ちを考えたり、ゆずりあう事を覚えました。
二つ目は、最後まであきらめないことです。
私は山登りなど体力的な活動が少し苦手でした。急な坂やがけを登ったり下ったりするのが最初の一年目はとてもつらく感じ、「もう帰りたい」などとすぐに弱音をはいていました。それが年がたつにつれて、だんだん、みんなと会話やゲームなどをしたり景色を見ながら山に登ったりと、大変な活動でもあきらめず、楽しく積極的に参加できるようになりました。
私だけではなく、ここにいる14人は、みな、それぞれ大きく成長したと思います。
私たちの成長が、浪合(なみあい)の、阿智(あち)の、日本の元気につながっていったらいいなあ、と心から思っています。
浪合通年合宿センターはすばらしいところです。
ここでの活動を支えてくださっている村長さんはじめ村のみなさん、学校の先生方、育遊会の理事長さん、スタッフのみなさん、そして、ここを探し出し、選び、私たちをこころよく送り出してくださったお父さん、お母さん、本当にありがとうございました。
心から感謝しています。
これからも、浪合通年合宿を、よろしくお願いします。
第16期 浪合通年合宿園生代表 ○○○○