11時間の山行チャレンジ!成功!!&エコキャンプ1日目活動報


 4時起床。これから登る山にはほそい月が浮かんでいました。
 暗い中靴の紐を結び、軽く打ち合わせをして班ごとに出かけます。


 中岳と阿弥陀岳のコルに到着するころに日の出を拝みます。

コルに到着すると眼前には富士山。見事に見えました。薄く雲がかかっていましたが、きれいでした。

 ここからは稜線を歩き続けます。
中岳、赤岳、横岳、硫黄岳と、書けばわずかな文字数で足りますが、歩くとなると登りあり、急な登りあり、岩場あり、鎖場あり、はしごあり、ガレ場あり、幅1メートルもない道(両端は崖)あり、下りあり、急な下りあり、・・・以上が次々と私たちを迎えるわけですから、緊張と集中の連続です。





 背中の荷物はふたりでひとつを交代で持ちます。交代ではありますが、しかし、岩場になったり、急なのぼりがきたりすると、年長者が自然と「オレ(わたし)が持つよ」となるところが、かっこいい。昼食は硫黄山荘で食べました。アルファ米とパックカレーです。・・・うまい。カレーはうまい。

硫黄岳からは赤岳鉱泉までずだだだだと下り、もひとつ軽めの峠を越えて(それでも50分くらいか)行者小屋に戻ります。のべ11時間の山行でした。疲労は相当なものでしたが、やり遂げた感もものすごい。なんたって、行者小屋からは私たちが歩いた稜線がぐるりとパノラマ状にすべて見渡せるのですから。

 疲れた体をいたわりながら夕食作り。そう、これも自分たちでやるんです。片付けもそう。

 それから一日のふりかえりと明日の予定の確認をし、今日も白鳥座と天の川がさんざめく下、テントに戻って就寝です。



 疲労回復のため、がっちり集中して眠ろうぜ、みんな!(全力睡眠、もしくは熱血睡眠、ともいいます(笑)) 

 くずてつ


さあ、エコキャンプが始まりました。
まずはホールに集合して、始めの会です。みんな少し緊張した様子です。

昼食をとった後は、散策へGO!
勇気の滝の水はびっくりするぐらい冷たかったと思います。

昆虫もたくさん捕まえましたね。トンボやバッタ、カエルやコウロギなどいろいろな種類の虫を捕まえることができましたね。

さあ次はトウモロコシの収穫へでかけます。
畑を管理されている近藤さんからお話を聞き、一人一本ずつ採らせていただきました。
生のトウモロコシも試食してみましたね。甘くって、みずみずしくって、おいしかったでしょう。
畑の近くでは秋の七草の一つ、カワラナデシコも見ることができましたね。

ここで記念写真です。トウモロコシをかかげて、おー!

さあ最初の牛のお世話の時間です。お話を聞いて餌をあげたり、なでたりしました。丁度今朝生まれた牛の赤ちゃんを見ることができました。「かわいい〜」「シカの子どもみたい」などの声を聞かれました。

夕飯にはカレーをがっつりいただきました。

食後はナイトハイクにでかけます。
暗闇の中、班で一つ(もしくは2つ)の懐中電灯のみで森の中を歩きます。浪合の夜は暗かったでしょう。
丁度よく星空が見えたので、星空観察も行いました。
シートに寝っ転がりながら星のまたたきを見ます。
夏の大三角がよく見えましたね。夜空に飛ぶはくちょうは見えましたか?
うっすらとですが天の川も観望できました。
またひときわ強く光る木星も見ることができました。

さあ寝る時間になりました。明日は朝早いぞ〜!

ちゃづけ(本キャンプ ディレクター)