アドベンチャーキャンプ
１日目
暑い夏らしい天気の中、アドベンチャーキャンプが始まりました。
オリエンテーションでは、このキャンプを通して“強く”なろう、“たくましく”なろうとみんなに話をしました。
まず最初はクライミングです。見上げる壁の高いこと高いこと。最初は高さや落ちることを恐れていた子達も、登ることに慣れ、次々にチャレンジをしています。
ゴールにたどり着いた子への賞賛の声、苦戦する子への励ましの声。今年は特にそういった仲間への声が多かったように思います。
頑張った後はアイスを食べてくつろぎます。
続いてテント設営。アドベンチャーキャンプのリピーターが４人もいてくれるおかげかとてもスムーズに設営することができました。
晩ごはんには焼きそばを食べ、食後はレクレーションを楽しみ、一日目の活動が終わります。活動の最後にはブリーフィングです。みんなで一つの輪になり、その日の感想を言い合います。自分の悔しかったこと、うれしかったこと、できたこと、仲間の感謝などの言葉が話されます。
２日目
今日もいい天気です。
起床後、身支度を整えて、朝のブリーフィングを行います。その日に頑張りたいことなどを一人ずつ話します。それから朝ごはんを作ります。今日はバーナーを使ってスパゲティを中心としたメニューを作ります。
食後はテント撤収です。
さあラフティングの時間となりました。ラフティングを一番の楽しみにしていた子もたくさんいました。すばらしい天気の中、ラフティングを楽しみました。
途中、３ｍほどの高さの岩から川へ飛び込む遊びが体験できます。互いに応援しながら、励ましながら全員飛ぶことができました。
昼食の後は、温泉でまったり。続いておやつタイムでほっこり。また歴史を感じる浪合神社にも参拝しました。浪合の涼しさを感じます。
ここからは頑張る時間です。車からテントサイトまでやや距離がある中を自分の荷物はもちろんテントなど生活に必要な物品を運びます。重いものも複数でもち、軽いものを運ぶ人は早くいって往復数を多くしたりとそれぞれに自分の役割をはたしていたように思います。テントをたて、飯ごう炊飯に入ります。
まずは２つのカマドを作り、４，５人のチームでご飯を炊きました。
夕ご飯はバーベキューとみんなが炊いたご飯です。ワイワイといただきました。
食後は再び浪合神社へ行き、きもだめしをしました。夕食あたりから緊張しだして、テンションが落ちだした子ども達でしたが、その場にくると、それぞれに頑張る姿が見られました。最後まで行く子、途中までしか行けなかったが再びリベンジを試みる子などいろいろでした。
今夜はすっと寝入った子ども達でした。
３日目
少し雲がありますが、今日もいい天気です。
朝から飯ごう炊飯を行います。今日はカマドは３つで、３人ずつの組で炊飯しました。
朝食をとった後はいよいよアドベンチャー川遊びです。夏のキャンプの中でこのアドベンチャーキャンプでしか行けない秘境です。移動の車を降りてから現場に到着するまでに３０分以上もかかります。山道を降り、ロープをたよりに崖をおり、たどりつきます。
深い森、深い淵のある神秘的な空間です。水は冷たいですが、少しずつ淵の奥に泳いでいきます。ヤマメが泳いでいるのを見ることができました。
後半には３ｍほどの高さから飛び込みも有志で行いました、高さは昨日と同じぐらいですが、高さに加えて暗い水面にスリルは増します。えいっ！と覚悟を決めてジャンプ！
無事に冒険から帰って、入浴です。ここで夜のキャンプファイヤーの出し物作りをします。子ども達だけで内容を考えて、練習をします。
続いて飯ごう炊飯です。今度はカマドが４つになります。１チーム、２，３人となります。こういったごちゃまぜの組分けで活動しているせいか、異性とも仲良く会話している姿を多く見かけます。
夕食はみんなが炊いたご飯に、ダッチオーブンで作った料理です。マシュマロ焼きも楽しみました。
さあ、キャンプファイヤーです。リーダーのゲームと、みんなの出し物、歌を楽しみました。
４日目
テントで寝ることにもすっかり慣れました。雲一つない青空の朝を迎えます。
再び組み合わせをかえて４つのカマドで飯ごう炊飯。だれと組んでもご飯が炊けます。
食後はテント撤収、テントをたたみ、物品を運び、慣れたキャンプ地を後にします。
川遊びにでかけます。泳いだり、浮き輪で流れたり、特に飛び込みを楽しんでいた子が多かったです。
入浴を終え、そろそろキャンプも終盤です。お土産にループタイを作ります。仲間の名前をループタイに書き込みました。
最後のブリーフィングです。仲間に対する感謝の言葉や、やり遂げられたことなどの気持ちが話されました。
素晴らしい天気と、素晴らしい仲間と一緒にすごした３泊４日でした。
ちゃづけ（なみあい育遊会職員：近藤）
