小中学生の携帯電話不所持促す・・・

 こんな 記事がヤフーのトピックスに出ていました。リンクはやがてきれちゃうでしょうから、以下、文章をコピペしておきます。

<5月26日19時16分配信 読売新聞>
 政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)は26日夕、首相官邸で会合を開き、第1次報告を福田首相に提出した。

 子供を有害情報から守るため、小中学生が携帯電話を持つことがないように関係者に協力を促している。また、英語教育の強化を掲げ、国に小学校3年から英語を必修化するように求めた。

 懇談会は、報告を6月に策定する「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)2008」に反映させ、関係省庁が09年度予算に盛り込むことを求めている。

 報告は、有害情報対策について、必要のない限り、小中学生が携帯電話を持たないよう、保護者や学校はじめ関係者に協力を求めた。携帯電話を持つ場合は、通話機能などに限定した機種を推進し、携帯電話会社に対して通話やGPS(全地球測位システム)機能に限定した機種の開発と普及を促した。

 1週間ほど前にも、同じような趣旨の記事が出ていました。それは「教育再生懇談会が携帯電話不所持を促す報告をする見込み」って内容だったかもしれません。
 現状に楔を打とうとする姿勢はあっぱれだと私は思います。もちろん、安全管理の面で必要なアイテムにもなってきていることから、そことの折り合いはうまくつける必要があると思いますが、そんなの今の技術でどうにでもできることだと確信しています。問題は企業利益につながるか、でしょう。また、当然こどもたちからも反対の声は聞こえてきそうです。
 本件で不所持率が向上するのは難しいかもしれませんが、所持率の伸びの鈍化には役立つ可能性があります。いやそれより、携帯電話を小中学生が持つことの是非について議論を起こし、国としての考えを示したことに大きな意味があると思うのです。
 いろんな利権がすでに入り乱れているでしょうから、話は簡単ではないことは百も承知。でもこのアピールは評価されてしかるべきだと私は思います。
 きっと、テレビゲームやインターネットもそうですよね。小中学生がアウト!ってことではなく、使い方を考えてみることは重要です。快適や便利さを犠牲にしても、使わない方がいいものって、あるはずです。

 くずてつ