雪合戦とかまくらづくり、そしてお別れの三日目。

 夜の間に雪は降り続き、おきてみたら白銀の浪合。気温は氷点下マイナス7度。びっくりの寒さ!(けどスタッフは慣れているので平気)
 ヤマメの甘露煮がメインの朝食を食べたら白銀の世界へゴー! 待望のカマクラづくりをがんばります。大きなカマクラをつくるにはさすがに雪が少なかったですが、それでもミニカマクラをつくることができ、それを囲んで記念写真。それから雪合戦を幾度も幾度もして、さあ「お帰り」です。
 「帰りたくない」という声がたくさん聞こえる中、お別れの式。班長さんがキャンプの大事な思い出を話してくれたね。帰り道、南アルプスがなんともいえない朱色に染まり、みんなじいいっと山並みを見てました。
 「予想外!キャンプ」は予想外に雪が少ないところから始まり、そして予想外に楽しい思い出をたくさんつくることで終わることができました。
 「イヤな大人代表」のくずてつはみんなのチームワークができることをいつも大切にしていたし、「人気者」ちゃづけはスキーを優しく教えてくれました。えっちゃんはおいしいご飯をたくさんつくってくれたし、おしんは困ったこどものところにはいつだってそっと寄り添ってくれた。未熟者のヒデ(ボランティア生)は一生懸命の大切さをその行動で教えてくれたね。
 そしてなにより、本当にたくさんのこどもたちが浪合に来てくれたことを、心から感謝してるし、うれしく思っている。またぜひ、浪合に来てください。僕達だけじゃなく、南アルプスも雪も風も水も、みんながキミを待っているから・・・。